仲介手数料の最低金額が引上げ(一部除く)
2024年09月21日
2024年7月1日から、
「低廉な空家等の売買取引における媒介報酬額の特例」が改正されました。
「800万円以下の物件」に対して「仲介手数料の上限が一律で33万円(税込)」に設定されました。
2024年7月1日から、
「低廉な空家等の売買取引における媒介報酬額の特例」が改正されました。
この改正では、特に800万円以下の物件について仲介手数料の上限が引き上げられ、
取引を促進するための新しいルールが設けられています。
従来の制度では、400万円以下の物件に対して取引価格の18%を上限とする手数料が適用されていましたが、
改正後は、800万円以下の物件に対して、仲介手数料の上限が一律で33万円(税込)に設定されました。
この変更により、特に低価格の物件に対する不動産業者のインセンティブが高まり、
空き家の売買がより活発に行われることが期待されています。
また、今回の改正には、
長期にわたって使用されていない「長期の空家等」に関する特例も導入され、
賃貸における仲介手数料の上限も引き上げられています。
この制度改正は、空き家問題の解決や地域の活性化に向けてのひとつの対策とされています。
国土交通省:空き家等に係る媒介報酬規制の見直し(クリックでリンク先が開きます)